Posted on: 2021年5月11日 Posted by: 事務局 Comments: 0

アルロサ社 4,230万米ドル分の原石ダイヤを売却

 ロシア最大手のダイヤモンド採掘企業「アルロサ Alrosa」社は、今年4月に行われたダイヤモンドオークションで、10.8カラット以上のダイヤ原石、総額4,230万米ドル分を売り上げた。
 アルロサ社は4月、コロナ禍の影響が出ない取引所を全て活用し、原石ダイヤモンドを積極的に売却。10.8カラット以上のダイヤ展示現品オークションは、 アントワープ、ドバイ、モスクワと、ラマット=ガナで行なわれた。

 アントワープでは、総重量1,855カラットのダイヤ原石121固を売却し、総額1,030万米ドルを売り上げた。この原石ダイヤの買主は、ベルギー、インド、イスラエルとアラブ首長国連邦からの22社だった。
 また、ドバイでは、総重量2,126カラットのダイヤ137固を売却、総売上金は1,070万米ドルとなった。このダイヤ原石は、ベルギー、インド、イスラエル、アラブ首長国連邦とロシア連邦からの42社が購買した。
 モスクワのオークションでは、総重量3,353カラットのダイヤ原石237固を売却し、総額1,220万米ドルを売り上げた。このダイヤ原石を、ベルギー、中国、イスラエル、インドとアラブ首長国連邦からの25社が落札した。
 ラマット=ガナのオークションにてアルロサ社は910万米ドルを売り上げ、総重量1,786カラットのダイヤ113固を売却した。ベルギー、インド、イスラエルからの37社がそれを落札した。
 ロシア連邦の現行法に従って、アルロサ社は、自社の世界各国の通商代表部が実施するオークションにて、10.8カラット以上の原石ダイヤの売却権を有する。

SakhaNews通信社 5月7日

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