アルロサ社 1,300万ドル分のダイヤモンドルースをオークションで売却
サハ共和国でダイヤ原石の採掘をしている、ロシア最大手のダイヤモンド生産企業アルロサ社が、本年度第五回の、ダイヤモンドルースオークションを実施。オークションに出された1,300万米ドル分、総重量1,400カラットのダイヤモンドルースのうち、98%の売却に成功した。
オークションに出されたのは、重量28カラット未満のジュエリー、投資向けのエクスクルーシブダイヤモンド49個、様々な研磨形状の17カラット未満の284個の無色、黄色・バラ色のファンタジーカットのダイヤモンド、そして0.99カラット未満のファンタジー黄色の17個のダイヤモンドだ。
今年の9月~10月に、ドバイ、米国とイスラエルでダイヤモンドルースの閲覧が行なわれた。そのオークションに、米国、イスラエル、アラブ首長国連邦、インド、ベルギー、香港、日本とロシアの企業が参加し、投資向のダイヤモンドルース販売プログラム「アルロサ ダイヤモンド エクスクルーシブ」の個人顧客が数ロットを買い取った。
アルロサ ブリリアント社のパーヴェル・ヴィニーヒン代表は、オークション結果について、次のようにコメントした。
「弊社は常にオークションに出るロットを厳選しますので、2020年度のコロナ禍中でも、オークションに出品されたダイヤモンドの約80%が売れました。しかし、今回のオークションは、98%のダイヤ売却率を記録しています。弊社は、本年度末にダイヤ閲覧に最適するニューヨークのもっと広い新規オフィスに移転し、来年度からダイヤモンドルースのオークション開催回数を増やすことを予定しています。」
【SakhaNews】通信社 11月4日
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