ALROSAはサハ共和国で砂金の採掘を開始した
ALROSA グループの企業である アルマズイ・アナバラは、ボロスク・ウングオフタフと ハプタスインナフ-2 の 2つの地下資源区の砂金埋蔵量を特定し、国家のバランスに計上した。この砂金鉱床はサハ共和国のオレニョク地区内にある。
2019 年から 2023 年の間、地質探査作業は、砂金鉱床の埋蔵量を計算する目的でこれまで使用されていなかった空気圧パーカッション掘削技術を使用して現場で実行された。探査と評価作業の結果、最初の独立した金鉱床が発見された。それは、ボロスク・ウングオフ川とウラハン・ハプタシンナフ川の砂金鉱床で、カテゴリーC1+C2の貴金属の総埋蔵量は786.6kgだった。探査条件と金埋蔵量のパラメータは国家審査に合格し、ヤクトゥネドラ(サハ共和国地下資源局)の埋蔵量確認書によって承認された。
近い将来、ハプタシンナフ小川の砂金鉱床で、地質学者と鉱山労働者が探査作業と砂金鉱床の試験的開発を開始する予定だ。アルマズイ・アナバラ社の探査・探鉱担当副主任のアレクセイ ゼムヌホフ地質学者は、「現在、砂金鉱床の地質学的および生産上のパラメーターの確認のために探鉱井の掘削が行われている。夏には選鉱のための技術規制が策定される予定だ」と述べた。
次の段階では、開発中の鉱床のさらなる探査が行われる。アルマズイ・アナバラ社のサハヤン ポタポフ副主任技師は、「今年、我々は2025年から計画されているこの砂金鉱床の稼働開始に向けた準備作業を実施する」と述べた。
ALROSA の主な活動はダイヤモンド採掘であるという事実にもかかわらず、同社は長年にわたって関連する金採掘に携わってきた。ダイヤモンド資源量の拡大に伴い、ALROSA は将来的に金の国家バランス計上の埋蔵量を大幅に増加することを計画している。
備考
サハ共和国のエベンキ民族が住むオレニョク地区内にあるアルマズイ・アナバラ社は、8つの地下資源区で金鉱石と砂金の探査と評価作業を行っている。サハ共和国での採金量は年々増加しており、昨年は50トンに達した。
アルロサ報道部 2月11日