Posted on: 2024年3月19日 Posted by: 管理者 Comments: 0

数字で学ぶ豆知識クイズ (第8回)

ロシアは多民族国家で、182の民族が存在しています。 ロシア人が全体の7割強を占めており、ウクライナ人や白ロシア人を含めると東スラブ人の割合が8割を超えますが、この他にもトルコ系や、コーカサス系、モンゴル系の少数民族など多種多様です。


質問:現在、サハ共和国に幾つの民族が住んでいますか?


サハ共和国でソ連時代を通じロシア人(民族)やその他ソ連各地出身民族の割合が高まり、1970年代にはロシア人(民族)が多数派となったが、ソ連崩壊後の2002年にはロシア人(民族)やウクライナ人(民族)の転出が続きサハ人の方が多数派に戻りました。この地域は元来,ユカギール族やエベンキ族の居住する地域であったが,10世紀から15世紀にかけてトルコ系のサハ人が展開し,主要な民族となったものです。そして1620年代からロシア人の進出が始まり,30年代にはロシア領に編入されました。サハ人や先住民は貢租を課せられたが,ロシア帝国の行政機構は完備せず,サハ人独自の社会組織がその後も温存・活用されていました。一方,この地域は流刑地としてロシア政府に利用され,1861年まではそれは強制的な植民の手段でもあった。その結果、ロシア全国からの様々な民族の人々がサハ共和国に住みつけました。サハも多民族国家ですね。


答え: 22の民族です
民族人口ランキングトップファイブは以下の通りです。

  1. サハ人   432,000 (45%)
  2. ロシア人 391,000 (41%)
  3. ウクライナ人 35,000 (4%)
  4. エヴェンキ人 18,000 (1.9%)
  5. エヴェン人 12,000 (1.2%)
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