数字で学ぶ豆知識クイズ (第24回)
ロシアは大きな国です。今回は時差についての質問です。
問題
日本の正午(7月9日12:00)はサハ共和国では何時でしょうか。
ヒント、日本に近いウラジオストックとの時差は(7月9日13:00) 1時間です。
モスクワとの時差は(7月9日6:00)6時間です。
答え
7月9日12:00です。
日本と同じです。不思議なことにサハ共和国は日本と同じ時間帯です、時差がないのです。親日的だから日本と同じなどと勝手に考えてはいけません。
そこで私、アンドレイ ゲラシモフは実際に計算してみることにしました。
地球は西から東へ24時間で1回転するため、「360度÷24時間=15度」と、経度15度で1時間の時差が生じます。
東京139.41度、ウラジオストック139.92度、モスクワ37.62度、ヤクーツク129.72度、
東京と時差の差は
ウラジオストック7.49度 (7.49÷15=0.49) 1時間×0.49=29分
モスクワ101.79度 (101.79÷15=6.78) 1時間×6.78=6時間46分
ヤクーツク9.69度 (9.69÷15=0.64) 1時間×0.64=38分
これでわかりました。計算上ウラジオストックは29分ですから、おかしいのはウラジオストックの時差で、ヤクーツク、モスクワの時差は計算にちかい値でした。
ウラジオストック時差については読者の皆さんが考えてください。
Categories: