
サハ政府とアルロサは2つのガス油田の開発協力に合意した
サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)にて、ニコラエフ大統領とパベル マリニチェフALROSA代表は、サハ共和国の有望な石油・ガス産地2ヵ所(ウルグルガス油田とエルゲジェイガス油田)の開発協力に関する協定に署名した。
ウルグルガス油田は、レナ地区とスンタル地区に跨っています。面積は4,205㎢、石油資源量D2は730万トン、ガス資源量は2,173億㎥と予測されている。エルゲジェイガス油田は、オレクミンスク地区とサンタル地区に跨っています。その面積は3,181㎢、石油資源量D2は1,500万トン、ガス資源量は783億㎥と予測されています。
ガス油田の開発は、ALROSAとサハトランスネフテガス社間の合弁事業の枠組みの中で実施される。探査段階と埋蔵量の国家バランスの計上は、2026 年に完了する予定である。ガス油田開発の技術スキームを決定し、炭化水素原料の最適な販売市場を検討した後、ガス油田開発に対するさらなる投資決定が行われる。
ニコラエフ大統領のコメント::
第一に、石油と天然ガスの埋蔵量を調査して評価し、確認後の埋蔵量を国家バランスに計上する必要がある。将来的には、これらのガス油田は西ヤクチヤの石油・ガス生産クラスターの一部となる可能性がある。このプロジェクトはサハ共和国にとって社会経済的に非常に重要である。これは、新たな雇用の創出、ガス化の発展、サハ共和国予算の税収増加をもたらす。
パベル マリニチェフ アルロサ代表のコメント::
アルロサはサハ共和国で積極的に事業を展開し、工業用地をガス化しているため、比較的安価で環境に優しいエネルギー源としてガス燃料の供給を増やすことに関心を持っている。新しいガス油田の開発は炭化水素資源基盤を拡大し、西ヤクチヤの発電能力開発における重要なステップとなるだろう。
アルロサ報道部 6月14日