2030年まで4兆ルーブル以上の投資プロジェクトがサハで実施される
サハ共和国では今後、2030年までの期間に4兆ルーブル以上の投資プロジェクトが実施される予定だ。これは、ニコラエフ大統領が、国家議会(イル・トゥメン)で2023年のサハ共和国国家権力の執行機関の活動結果に関する報告を行った際に述べた。
「現在、ロシアの大規模投資プロジェクトがサハ共和国で実施されており、多極世界形成における力のバランスを変える可能性があります。 2023 年には、7,390 億ルーブルという記録的な投資額がサハ共和国経済に投入され、2022 年比較で 4.4% 増加しました。将来的には、2030年までの期間で、4兆ルーブル以上の投資額のプロジェクトが実施されるでしょう」とニコラエフ大統領は強調した。
ニコラエフ大統領は、今日の積極的な経済政策のガイドラインとして、高いレベルの経済成長の達成、経済部門の構造変化、生産の現地化という課題が設定されたと指摘した。
ニコラエフ大統領は、昨年、国家議会の支援により、現地産業の発展のための条件が確保されたと強調した。ハンガラスイ地区、ナム地区、ミールヌイ地区には、現地生産の発展地域が創設された。
「国内市場に地元の商品やサービスを提供するために、そのような地域を少なくとも15か所開設するという課題が設定されている。 2030年までに現地生産量は2023年比1.5倍に増加する見込みだ。私は食品・軽工業、建材産業、研磨・宝飾品産業、鍛造産業、全地形万能車の製造、さらにはサービス部門や観光分野のプロジェクトについて話しています」とニコラエフ大統領は語った。
ニコラエフ大統領は、サハ共和国のホスピタリティ産業の発展の問題について別途概説した。小さなゲストハウスや観光センターの開設から、レナ石柱近郊の宿泊複合施設またはヤクーツクの 4つ星ホテルの建設などのプロジェクトに至るまで、あらゆる取り組みやプロジェクトを支援する必要があると述べた。
ニコラエフ大統領はまた、優先課題の一つとして、食料安全保障の確保に質的変化を導入する必要性を強調した。大規模商品生産の発展、労働生産性の向上、高度加工のための新技術の導入、農産物の範囲の拡大はサハ農業部門の大きな変化をもたらすべきであると述べた。
【YAKUTIA24】通信社 6月14日