Posted on: 2025年10月27日 Posted by: 管理者 Comments: 0

2026年のサハ共和国における最低生活費は28,598ルーブルとなる

サハ共和国政府は、2026年における共和国の主要な社会・人口グループ別の一人当たり最低生活費を承認した。
この決定は、社会・労働関係の調整に関する共和国三者委員会の意見を考慮したうえで採択されたものである。政府の決定は2026年1月1日から発効する。
サハ共和国労働省の発表によると、共和国全体の一人当たり最低生活費は2026年に28,598ルーブルとなる。

主要な社会・人口グループ別では、2026年の最低生活費は以下のとおりとなる。
労働可能人口:31,172ルーブル
年金受給者:24,594ルーブル
子ども:27,740ルーブル
共和国の第1ゾーン、つまり生活や仕事の条件が比較的恵まれている地域(アブイ地区、アライホフ地区、アナバル地区、ブルン地区、ヴェルフネコリマ地区、ヴェルホヤンスク地区、ジガン地区、モム地区、ニジネコリマ地区、オイミャコン地区、オレニョーク地区、スレドネコリマ地区、ウスチ=ヤナ地区、エヴェノ=ブィタンタイ地区、およびミルヌイ地区のアイハル集落とウダーチヌイ市)においては、2026年の最低生活費は次のとおりとなる。
労働可能人口:36,471ルーブル
年金受給者:28,775ルーブル
子ども:32,456ルーブル
一人当たり:33,460ルーブル

共和国の第2ゾーンすなわちアクセスが困難な北部地域で、住民や労働者に対して手当や優遇措置が適用される地域(アルダン地区、アムガ地区、ヴェルフネ=ヴィリュイ地区、ヴィリュイ地区、ゴルヌィ地区、コビャイ地区、レナ地区、メギノ=カンガラス地区、ミルヌイ地区〔ただしアイハル町とウダーチヌイ市を除く〕、ナム地区、ネリュングリ地区、ニュルバ地区、オレクミンスク地区、スンタル地区、タッタ地区、トンポン地区、ウスチ=アルダン地区、ウスチ=マヤ地区、ハンガラス地区、チュラプチャ地区、そして共和国直轄都市ヤクーツク)における2026年の最低生活費は次のとおりである。
労働可能人口:30,549ルーブル
年金受給者:24,102ルーブル
子ども:27,185ルーブル
一人当たり:28,026ルーブル
最低生活費の基準は、低所得者層への国の社会的支援を行う際に適用される。この基準は、子どもの誕生および養育に対する毎月の手当の額、年金への地域社会給付金の上乗せ額、所得に基づく社会的支援の必要性の判断などに用いられる。
なお、2025年におけるサハ共和国全体の一人当たり最低生活費は26,777ルーブルであり、労働可能人口では29,187ルーブル、年金受給者では23,028ルーブル、子どもでは25,974ルーブルとなっている。

【GTRKSAKHA】通信社 10月27日

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