ウラジーミル・プーチン大統領は、太平洋鉄道の開業にゴーサインを出した
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウラジオストクにおいて、極東地域の発展成果に関するプレゼンテーションを視察し、ビデオ会議を通じて新たな施設の開業に参加した。その中には、サハ共和国とハバロフスク地方を結ぶ太平洋鉄道も含まれている。
計画を前倒ししてわずか2年間で、全長531kmに及ぶ初の民間鉄道が建設された。これにより、サハ共和国とハバロフスク地方が初めて直接的な交通連結を得た。この路線は、エリガ炭鉱とオホーツク海沿岸のマノルスキー岬付近にある海上石炭ターミナルを結んでいる。
建設には全国から4,000人以上が従事した。太平洋鉄道の輸送能力は、エリガ炭鉱で採掘される年間最大5,000万トンの石炭に達する見込みである。

太平洋鉄道は、シベリア鉄道およびバイカル・アムール鉄道(BAM)に並ぶロシア第三の大規模鉄道路線であり、オホーツク海沿岸への代替ルートを提供する。この新路線はBAMを補完し、シベリアおよび極東の物流回廊の一部を形成することになる。新たな幹線の稼働は、サハ共和国およびハバロフスク地方の経済に新しい可能性をもたらす。
サハ共和国のアイセン・ニコラエフ大統領は、太平洋鉄道の開業は国全体にとって重要な出来事であり、石炭産業のみならず極東地域全体、特にサハ共和国の経済に強力な推進力を与えるだろうと強調した。

「サハ共和国は石炭採掘量で国内第2位に躍進した。2018年には1,800万トンであったが、昨年の実績は4,940万トンに達した。今年は5,200万トンを目標としている」
とニコラエフ大統領は述べた。
太平洋鉄道は、エリガ炭鉱から産出される原料炭をアジア太平洋地域諸国への輸出に供する輸送路を確保する。
「海への突破口は、我が国有数の石炭産地であるサハ共和国に新たな展望を開くと確信している。本日、南ヤクーチヤとネリュングリ市の歴史に新たなページが刻まれた。ネリュングリは今年創立50周年という節目の年を迎えている。我々は、共和国の地下資源が偉大な祖国の経済的力の成長に寄与していることを誇りに思う」とニコラエフ大統領は強調した。
東方経済フォーラムは9月3日から6日まで、ウラジオストクの極東連邦大学キャンパスで開催されている。2025年のメインテーマは「極東 ― 平和と繁栄のための協力」である。
【YAKUTIA24】通信社 9月5日