Posted on: 2025年6月16日 Posted by: 管理者 Comments: 0

プーチン大統領の指示により、サハ共和国では専門人材向けに1,000戸以上の賃貸住宅が建設されます

サハ共和国は、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンの指示により開始された国家プログラム「極東連邦管区における手頃な賃貸住宅の提供」の実施に積極的に参加しています。このプログラムは、極東地域の人口の持続的な増加と、特定の市民層の住宅条件の改善を目的としています。
サハ共和国には1,003戸の住宅割り当てが決定されており、現在、共和国内の4都市(ヤクーツク、ミールヌイ、アルダン、ネリュングリ)で計8件の住宅建設プロジェクトが進行中です。2024年2月には、ヤクーツクのマルハ地区において、最初の集合住宅(24戸)が竣工・引き渡されました。
この住宅は優遇条件で提供されており、入居者がすぐに生活できるよう家具や家電が完備されています。賃料は部屋の広さに応じて月額5,000〜14,000ルーブルと設定されており、非常に利用しやすい価格帯となっています。

「対象となるのは、他地域からサハ共和国に働きに来て自分の住まいを持っていない専門人材や、35歳以下の若手専門職です。さらに、特別軍事作戦の参加者向けにも一部の住居枠を別途確保しています。参加にあたっては、雇用状況および収入の証明が必要です。これらの住宅には最長3年間住むことができ、その後は個別の決定により延長も可能です。このプログラムの目的は、働きに来た専門家が3年の間に頭金を貯めて、住宅ローン商品を活用して自分の家を購入できるようにすることです」と、サハ共和国建設大臣のヴィクトル・ロマノフは述べました。

本年中には、さらに3棟の住宅が引き渡される予定です:ヤクーツク(141戸)、ネリュングリ(192戸)、アルダン(28戸)です。すべての物件はスケジュール通りに建設が進められ、技術的な監督も行われています。
ヤクーツクで最も大規模なプロジェクトとなるのが、283戸を有する住宅団地「ソスノヴィ・ボール(Sosnovy Bor)」であり、その完成は2026年に予定されています。同市では141戸規模の住宅団地「BILIBINO」の建設も進行しており、すでに工事の進捗率は75%を超えています。
アルダンでは2つのプロジェクトが進行中で、117戸の集合住宅(ソルネチヌイ地区)と、ディヴィジオンナヤ通りにあるオフィス階付きの28戸の建物が建設されています。ネリュングリでは、クラフチェンコ通りに192戸の住宅団地「ポクロフスキエ・ヴォロータ」が建設中で、加えてR地区には60戸の集合住宅「第5号棟」も建設中です。ミールヌイでは158戸の集合住宅の建設が続いています。
極東での手頃な賃貸住宅の建設は、2022年の「東方経済フォーラム」の結果を受けて、ウラジーミル・プーチン大統領によって指示された国家的取り組みです。このプログラムでは、極東連邦管区の地域で求められている若手専門家、学生、各分野のプロフェッショナル向けに、1万戸以上の優遇賃貸住宅を建設することが目標とされています。

【GTRKSAKHA】 通信社 6月13日

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