
ニコラエフ大統領は、2030年までのサハ共和国の観光発展戦略を承認しました
サハ共和国のニコラエフ大統領に対し、2030年までの地域の観光発展戦略が提示されました。この計画の実施は、観光業の共和国経済への貢献度を高め、競争力を強化することを目的としています。サハ共和国大統領府・政府報道部は、それについて発表しています。
「サハ共和国における観光の発展は、地域経済の成長と新たな雇用創出のための重要な要素です。私たちは国内観光に注力し、その持続的な成長を確保するとともに、観光ルートのインフラとアクセス性を積極的に改善していく必要があります」と、ニコラエフ大統領の言葉が引用されています。
この戦略は、コロナ禍や国際情勢によって変化した観光分野の状況、ならびに新たな連邦政府の優先事項を考慮して策定されました。主な方向性の一つは国内観光の発展であり、これにより経済指標の向上だけでなく、地元住民の生活の質の向上も期待されています。

「私たちの目標は、サハ共和国の観光を外部からの観光客にとって魅力的なものにするだけでなく、地元住民にとっても身近で興味深いものにすることです。この戦略は、共和国全体の調和のとれた発展、地域経済の強化、そして人々に新たな機会を創出することを目的としています」と、ティムール・ハンディ大臣は付け加えました。

ビッグデータの予備情報によると、2024年には約29万人がサハ共和国を訪れ、観光客数は2023年の242,000人から大幅に増加しました。サハ共和国は2027年までに観光客数を70万人に引き上げることを目指しています。
2024年には、サハ共和国外から訪れた観光客による消費額は90億~110億ルーブルに達しました。観光業の地域総生産(GRP)への貢献は483億ルーブルに上ったと報告されています。
サハ共和国大統領府・政府報道部 3月21日