
サハ共和国の地域イニシアティブ支援予算編成に53億ルーブルが割り当てられました
サハ共和国の地域イニシアティブ支援プログラムの実施開始以来、53億ルーブルがこのプログラムに割り当てられたと、サハ共和国財務省の副大臣ラリサ・パブロワが報告しました。
彼女によれば、15億ルーブルは調達された資金であり、スポンサーシップ支援や住民自身の資金、さらには地方予算からの資金が含まれています。予算からこのプログラムに割り当てられたのは38億ルーブルです。
「このプログラムの目的は、住民に向き合い、予算の透明性を示すことです。言い換えれば、私たちは予算の一部を住民自身のイニシアティブに基づいて配分しました。資金は、住民自身が選び、発起したプロジェクトに渡されます」とラリサ・パブロワ副大臣は述べました。
支援されているプロジェクトについて言及する中で、彼女は、今年だけでヤクーツク市で17のイニシアティブが実施されることを強調しました。プログラムの実施期間中、共和国には2,549の施設が建設されました。
さらに、2023年からは新たなイニシアティブ予算編成の方向性として「学校イニシアティブ予算編成」が導入されています。このプログラムは、生徒が学校内のインフラの変更に参加することで、機能的なリテラシーと積極的な市民行動を育むことを目的としています。
2024年には、学校イニシアティブ予算編成に570万ルーブルが割り当てられました。昨年は19校がこのプロジェクトに参加し、92のプロジェクトが提案され、そのうち36のプロジェクトが学校コミュニティの最終集会で選ばれました。学校の集会での投票には6,621人の生徒と教員が参加しました。
成功したプロジェクトの一例として、副大臣はヤクーツク市の学校№2を挙げました。この学校ではイニシアティブ予算編成の一環として、図書館の改修とインタラクティブスクリーンの購入が行われました。
ロシアのプーチン大統領は、地域イニシアティブ予算編成を通じて、地域の問題に対する市民の意思決定への参加の重要性を強調しました。彼は、このようなプロジェクトが才能ある人々を引き寄せ、新しい成長の拠点を創出し、市民が自分のイニシアティブを実現するための活動に積極的に参加することを促進すると述べました。
【GTRKSAKHA】通信社 3月7日