
サハ共和国で北方民族の文化と伝統を祝う祭りが開催されました
サハ共和国では、北方民族の文化と伝統を祝う祭りが盛大に行われました。このイベントでは、地域の多様な民族が集まり、伝統的な踊りや音楽、手工芸品の展示、そして北方の生活様式を体験できる様々なアクティビティが提供されました。参加者たちは、サハ共和国、エヴェンク族、チュコトカ族など、地域の先住民族の伝統を共有し、次世代への文化の継承を確認しました。
祭りの目的は、北方民族の豊かな文化と歴史を尊重し、地域の誇りを高めることでした。また、地域住民と訪れた観光客が一緒になってこの特別なイベントを楽しむことで、民族間の理解と友好が深まることを目指しています。
伝統的な衣装をまとった参加者たちは、特別な儀式や祭りのパフォーマンスを披露し、来場者に北方民族の魂を感じてもらう素晴らしい機会となりました。
ヤクーツクの北方民族の家で色とりどりのフェスティバルコンテスト「セヴェリアンカ-2025」が開催されました。
このお祭りは、北方の先住民の女性たち、特に家庭の守り手や手工芸の達人、そして言語と文化の知識人たちが集まる特別なイベントです。「セヴェリアンカ」という名前の通り、北方民族の女性たちがその伝統と知識を披露する場となりました。
このフェスティバルは、サハ共和国の北方少数民族女性公社「セヴェリアンカ」が主催し、北方民族協会と北極圏開発省の支援を受けて実施されました。
イベントの開始前に、参加者たちは聖なる火の儀式を通じて祝福と浄化の儀式を行い、その清らかさと団結を象徴しました。この儀式は、北方民族の精神性と伝統を守り、参加者全員がその文化を尊重し合うことを意味していました。
「セヴェリアンカ-2025」は、文化の継承と強化、そして民族の誇りを示す貴重な機会となり、来場者にとっても感動的な体験となったことでしょう。

「セヴェリアンカ」20周年を祝う、そして大祖国戦争勝利80周年を記念する特別なコンテスト
今年、「セヴェリアンカ」は設立20周年を迎え、この記念すべき年に開催されたコンテストは、特に重要な意味を持つイベントとなりました。この大会は、同時に大祖国戦争の勝利80周年を祝うものであり、北方少数民族が果たした重要な役割を讃えることが目的でした。
「私たちは、私たちの少数民族がどれだけ大きな貢献をしてきたかを強調したかったのです。特に第二次世界大戦中、北方の先住民族がどのようにして私たちの国を助けたのかを参加者に語ってもらえるよう、多様なコンテストを準備しました。」 と、「セヴェリアンカ」の代表であるタチアナ・シフツェヴァさんは述べました。
このコンテストは、北方民族の歴史的な貢献を称え、その伝統と誇りを再確認する素晴らしい機会となりました。参加者たちは、祖国への献身と勇気を振り返り、文化と歴史を未来へとつなげていくことの重要性を改めて認識しました。

フェスティバルではいくつかのステージが行われました。最初のステージ「遊牧民の生活様式」では、参加者たちが自分の住居、日用品、伝統的な料理、そして民芸品を展示しました。「ビジットカード」のステージでは、参加者たちが母国語で自己紹介を行い、観客に私たちの民族の文化と伝統をより深く理解してもらいました。
また、参加者たちは伝統的な衣装や現代的な民族衣装でウォーキングを行い、その美しさと優雅さで観客の注目を集めました。

コンテストの各ステージの合間に、観客は創作団体のコンサートを楽しみました。その中には、コビヤイ地区とアライフ地区からの参加者もいました。
「北方の女性 — 先祖の歴史的記憶の守護者」の部門で、ニジネコリマ地区のアナスタシア・ディアチコヴァが受賞しました。
「セヴェリャンカ-2025」フェスティバル・コンテストの優勝者は、コビヤイ地区のエカテリーナ・クリヴォシャプキナとなりました。
フェスティバル・コンテスト「セヴェリャンカ」は、北方の先住民の美しさと独自の文化に捧げられた祝祭です。その中心には、世代を超えて大切に受け継がれてきた伝統、芸術、歴史があります。ここでは、古代のメロディが響き、鮮やかな模様が咲き誇り、伝説が生き生きと蘇ります。そして、人々の心をつなげ、喜びとインスピレーションを与えている場所です。
【ULUS.MEDIA】 通信社 3月21日