Posted on: 2025年6月9日 Posted by: 管理者 Comments: 0

今年の最初の5か月間で、サハ共和国における住宅建設のペースは、前年と比べて加速しました

サハ共和国では、今年の最初の5か月間で32万平方メートルを超える住宅が完成し、前年同期比で1.5%の増加となりました。これは同共和国建設省が発表したものです。
同省によると、特に個人住宅の建設が顕著に伸びており、25万平方メートルが完成し、前年同期比で31%増となりました。集合住宅の完成面積は7万500平方メートルでした。
建設省は、こうした年間の安定した成長は、国による支援策の成果であると強調しています。

「極東・北極圏住宅ローンプログラム」の実施も好調な推移を見せています。サハ共和国は、発行された住宅ローンの件数において、沿海州に次いで全国第2位に位置しています。2025年の初めからこれまでに、住民に対して1,209件、総額73億ルーブルの住宅ローンが発行されました。
このうち、個人住宅建設を目的としたローンは670件、総額42億ルーブルで、昨年(700件)とほぼ同水準の件数でありながら、資金総額は増加しています。
また、老朽住宅からの住民移転事業も引き続き積極的に進められています。2025年最初の5か月間で、11,800平方メートルの老朽住宅から2,500人が移転しました。なお、2024年の同時期には2,300人が移転していました。
現行プログラムに基づき、年末までにさらに5,500人の移転と、11万平方メートルを超える新築住宅の供給が予定されています。

最近、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、「暮らしのためのインフラ開発」に関する国家評議会幹部会を開催しました。会議の結果として、大統領はロシア政府に対し、6月15日までに住宅分野を支援するための追加措置の提案を準備するよう指示しました。
これらの措置には、14歳未満の子どもを持つ家庭や、特別軍事作戦の参加者を対象とした優遇住宅ローンプログラムの拡充が含まれています。
この10年間で、地域全体では合計650万平方メートルの住宅が完成しました。2024年にはソ連時代以来の最高記録を達成し、75万2千平方メートルの住宅が建設されました。
2025年には、地域プロジェクト「住宅」に基づき、69万平方メートルの住宅の完成が予定されており、そのうち33万平方メートルが集合住宅、36万平方メートルが個人住宅となっています。

【GTRKSAKHA】 通信社 6月6日

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