Posted on: 2025年10月20日 Posted by: 管理者 Comments: 0

サハ共和国大統領は、ロシア大統領の会議に参加しました

会議では、道路インフラの発展および冬季に向けた準備、特に「北方輸送」の実施について議論が行われました。
サハ共和国のアイセン・ニコラエフ大統領は、ウラジーミル・プーチン・ロシア大統領と政府閣僚との会議に参加しました。会議では、道路インフラの発展や冬季対策の一環として行われる北方輸送の組織などが検討されました。
ニコラエフ大統領は、北方輸送がサハ共和国にとって特別な重要性を持つことを強調しました。それは、北極圏地域における生活の安定と、人々が生活必需品を途切れることなく受け取れるという安心感に直結しているためです。
「ロシア政府の体系的な施策と新たな連邦レベルの規制のおかげで、今年の生活必需品の輸送は計画通り、滞りなく進んでいます。共和国では燃料と食料の輸送計画を、期限内に完全に達成しました」と、ニコラエフ大統領はメッセンジャーアプリ「MAX」の自身のチャンネルで述べています。

2025年には、北方輸送の資金調達のために100億ルーブルを超える財務省融資が活用されています。これらの資金は、燃料、食料、その他の貨物を北極圏および北部地域へ安定的に供給するために充てられています。
会議では、北方輸送を支える財務省融資の上限枠を拡大する問題についても議論が行われました。サハ共和国を含む北極圏地域にとって、この融資枠の拡大は、物資供給の安定化と、供給義務を期限内に確実に果たすための重要な要素となります。

「サハ共和国では、北方輸送は最もアクセスの難しい北極圏地域を対象としており、多大な資源を必要とします。融資枠の拡大によって、安定した輸送資金を確保し、輸送コストの抑制や、北方の集落への必要物資の確実かつ迅速な供給を保証することができます」と、ニコラエフ大統領は述べました。
また、北方地域の特殊な条件を考慮し、購入・輸送された燃料が複数の暖房シーズンにわたって使用されることから、1年以上の期間での財務省融資の提供を検討する提案も出されました。ロシア連邦大統領は、この問題について政府に検討を指示しました。
2025年からは、北方輸送の計画が3カ年単位で行われています。会議では、今年末までに連邦政府の情報システム「北方輸送」の第1モジュールが稼働を開始することが強調されました。2026年からは、輸送の計画、監視、分析が統合されたデジタルシステム上で一元的に実施される予定です。

【GTRKSAKHA】通信社 10月20日

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